

- 廃棄物削減
廃材が生まれ変わる
クリスマスの魔法
廃棄予定の木材を活用したクリスマスワークショップ
- #アップサイクル
- #木材活用
- #ワークショップ
クリスマスが近づくなか、三菱地所のレジデンスクラブ会員※を対象に特別なイベントが開催されました。マンション建設時に発生した廃棄予定の木材をアップサイクルし、オリジナルのクリスマスツリーを作る「クリスマスワークショップ」です。心落ち着く木の香りとクリスマスの華やぎに包まれた会場では、大人も子どもも一緒に楽しみながら、環境について学ぶ姿が見られました。
※三菱地所グループが管理する物件に現在居住中の方、物件の住み替え・売却を検討中の方などが加入できる会員サービスです。
アップサイクルを通じた
廃棄物削減への挑戦
三菱地所グループは、持続可能な社会の実現に向けて、廃棄物削減に積極的に取り組んでいます。その一環として注力しているのが「アップサイクル」です。これは、廃棄予定のものを新しい形に生まれ変わらせることで、資源の無駄をなくし、価値を生み出す取り組みです。
この取り組みを推進するため、社内ではさまざまな議論が交わされました。その際、注目されたのがマンション施工時に発生する木軸端材です。「この廃材に新しい命を吹き込めないか」という声が上がり、さらに「この取り組みをレジデンスクラブ会員の皆様に知ってもらい、将来的にはお客様と共に環境問題に取り組む基盤を築きたい」という思いから、今回のクリスマスワークショップが企画されました。

子どもも大人も夢中!
学びとワクワクが交差するひととき
今回のイベントでは環境保全の啓発を積極的に行なっている「丸紅木材株式会社」とコラボレーションという形をとり、ツリー制作だけでなく子どもから大人まで楽しく森林サイクルについて学べるセミナーを実施し、学びの場も提供されました。同社は「切ったら植える」という持続可能な森林管理を推進しており、アニメーションやクイズを通じて参加者の好奇心を引き出しながら、森林の役割や資源の大切さを伝えました。楽しみながら学べる仕掛けが満載で、参加者全員が森林保全の重要性について理解を深めるきっかけになったようです。

特別なクリスマスツリーが描く
サステナブルな未来
セミナー後は、「私たちにできることは何か」を考えながら、アクリルビーズやモール、クリスマスモチーフのチャームなどを思い思いに飾りつけ、個性あふれるツリーが次々と完成。クリスマスツリー本体は木材製品の製造・販売を行っている丸紅木材の工場で廃棄されるはずだった大阪産の残材を利用、オーナメントはマンション施工時に発生する木軸端材を利用しています。このクリスマスワークショップは、廃棄物に新たな価値を生み出し、環境課題への意識を高める成功例となりました。
廃材を活用することで、資源の有効活用と環境保全の両立を図るこの取り組みは、持続可能な社会への大きな一歩です。今回のようなイベントを通じて、未来の地球環境を守るための新たな取り組みが、これからも続いていくことを期待しています。

※この記事の内容は2025年2月14日の掲載時のものです。

