オーナーズ・ボイス間取り変更で叶えた広いリビングの一角にベッドを置いたホテルのような空間
2014年05月13日
オーナー様のプロフィール・お住まいの情報
小宮多佳子さん(40代)
- 家族構成/1人
- マンションの特徴/小規模、ファミリータイプ
- 間取り/2LDK+WIC(63.90m2)
- エリア/都心近郊
<購入するまで>“眺望のよい最上階の南東角部屋”にこだわった住まい探し
今回ご登場のオーナーである小宮多佳子さんが、生活環境の変化により新居を探すことになったとき、譲れない条件として掲げていたのは「最上階」そして「南東角部屋」だった。その理由を多佳子さんは「これまで12年間住んでいたマンションも上層階で南東角部屋。眺望も日当たりもとても良かったので、同じような環境の家に住みたかったんです」と説明する。
現在お住まいのザ・パークハウスを知ったきっかけは、三菱地所レジデンスの他の物件のモデルルームで手に取った会報誌「The Parkhouse」。眺望がよく、スカイツリーも見えるという立地に惹かれた。「江戸を感じるエリアが好き」な多佳子さんにとって、下町の情緒が漂う隅田川沿いの街も魅力的だった。さらに、「モデルルームの雰囲気も気に入り、広々としたバルコニーも好印象でした」と話す。広いリビングダイニングルームにしたいと考えていた多佳子さんは、隣接する洋室をリビングダイニングとして一体化できるよう変更可能な間取りを選択した。
右手前に写っている大きな鏡は「約30年前から愛用しています」
建物の耐震性や設備などについては「今まで住んだマンションよりは確実に進歩しているでしょうし、大手企業の物件なので信頼していました。ご担当の方から、今後の工事の進捗をチェックアイズレポートでお知らせしてもらえるとの説明も伺ったので安心しました」。
また、周囲に建設中のマンションの階数を確認し、「このザ・パークハウスよりも低層だとわかったので、眺望が変わる可能性は少なそうだと判断し、決断しました」と購入までの経緯を振り返った。
<室内のこだわり>リビングダイニングにベッドを置いて、ホテルのような広い空間に
ヘッドボードには旅先で求めた布を目隠し代りとしてもあしらっている
多佳子さんのインテリアコンセプトは「生活感のないホテルのような空間」。リビングダイニングルームを洋室とつなげて広くしたのも、そのためだ。3LDKから2LDKへの間取り変更で完成した約15畳のリビングダイニングの一角には、クイーンサイズのベッドを配置。南面と東面に設けられた4つの窓から陽光がたっぷり差し込む日当たりのよいリビングダイニングで「ほとんどの時間をここで過ごしています」と笑う。
開放感を優先したため、「シンク上の吊戸棚は設置しませんでした」
つい生活感が出てしまいがちなキッチンからも、多佳子さんのこだわりがうかがえる。たとえば、扉の色はすっきりと見える白を選択。シンクの上の吊戸棚は設置せず、開放感の演出を優先した。
喫茶店で見て惹かれたのをきっかけに「根気よく調べて見つけた」照明
家具や小物選びは「特にテーマはなく、インスピレーションです」と話す多佳子さん。どこかで見かけて気に入ったものがあれば、根気よく調べて入手することもある。たとえば、アメリカの建築家のデザインが有名な照明は、「喫茶店で見かけて調べた結果、誰の作品かを突き止めました。小さなサイズを購入したら、大きなサイズも欲しくなり、追加で買ってしまいました」。
リビングチェアも、照明と同じようにして手に入れた。「15年ほど前に雑誌で見かけて気に入り、探しました。アメリカのアンティークの復刻品だそうで、籐の椅子に見えますが、実は紙製なんですよ」。
リビングダイニングルームの壁に立てかけた大きな鏡は、「30年愛用している」というから、ちょっとした年代もの。オプションで取り付けたピクチャーレールで吊るしている大きな世界地図は、裏面を補修しながら10年以上も眺めてきた大切な品。「年月が経ってしまったので、今とは違う国名が記されている国もあります」と、愛用品のそれぞれに素敵なエピソードが詰まっている。
<共用スペース・周辺環境>日本的な情緒が漂う街で、交通至便な立地を満喫
太陽をいっぱいに浴びてバルコニーで元気に育っている鉢植えの植物
お住まいのザ・パークハウスの共用施設などの中で、多佳子さんが高く評価しているのが、一階の植栽と屋上緑化。特に屋上緑化については、「地球環境にやさしいだけでなく、住宅版エコポイント制度(購入当時)の対象だなんて、うれしいですよね。今後はソーラーなどで自家発電ができると理想的だなと思います」と、前向きな展望も語ってくれた。
バルコニーに使ったタイルをL字型に敷いて、玄関の床も素敵に演出
「管理人さんは感じの良い方で、いつもお世話になっています。大雪で自動ドアの開閉ができなくなったときも、懸命に雪かきをしてくださいました」と管理体制への信頼も厚いようだ。
下町の風情が色濃く残るエリアへの満足度も高く、「まず、街並みが好き。お店の人が威勢よくチャキチャキしていて、気持ちよく感じます」。JR、東京メトロ、都営地下鉄と複数路線の駅が徒歩圏内にある立地なので、「買い物に出かけるのにも便利ですよ」と多佳子さん。昔ながらの街の雰囲気を味わいながらも、交通至便な暮らしを満喫しているようだ。
<入居後の実感>一日のほとんどを過ごす、ベッドも置いたリビング
広くて明るいリビングで多くの時間を過ごしているという多佳子さん
2面採光の窓からの明るい日差しに満たされたリビングダイニングルーム。好きな街並みが眼下に広がり、前方にはスカイツリーが望める。その部屋の一角にはクイーンサイズのベッドを置いてホテルライクな空間に仕上げ、少しずつ集めてきた好きなものに囲まれて心地よく暮らす多佳子さん。一番お気に入りのスペースは?と聞くと、「リビングダイングです」という答えをいただいた。
玄関側の洋室はチェアを置き“シアタールーム”として使用中
空間以外に、多佳子さんが感嘆したのが、水回り設備の数々だ。「浴室暖房乾燥機、食器洗い乾燥機、洗面室のシンクの形や蛇口・・・。デザインも機能も、前に住んでいたマンションからは格段に進化しているのを感じました。私は住み替えでこのザ・パークハウスに引っ越したのですが、モデルルームで最新の設備を見学しながら、『今住んでいるマンションと設備の差を感じ、売却の際は売れるのだろうか』と心配になったほどです」と笑う。
「ここへ引っ越してから、ちょっとしたガーデニングを始めました」
リビングダイニングでほとんどの時間を過ごす多佳子さんは、バルコニーを眺める時間も多い。取材に伺ったときは、沈丁花(じんちょうげ)やクチナシがバルコニーを彩っていた。「転居してきてから、バルコニーでささやかなガーデニングを始めました。タイルを敷き、プラスチックのプランターなどを使って栽培しています。コンセプトは“和と洋”といったところでしょうか」と多佳子さんが楽しそうな表情を覗かせる。日当たりの良い最上階の住まいは、素晴らしい眺望や明るいリビングダイニングルームだけでなく、新しい趣味までもたらしてくれたようだ。
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