
三菱地所レジデンスは、2015年2月より、新築分譲マンション「ザ・パークハウス」の緑化に地域になじみのある樹種の採用や
環境にやさしい維持管理手法を取り入れた「BIO NET INITIATIVE(ビオ ネット イニシアチブ)」(以下、ビオ ネット イニシアチブ)を
「ネイチャー・ポジティブ」の概念が確立される前より生物多様性保全の先進的な取り組みとして導入。
生物多様性保全を進め、既に導入物件は200物件を超えております。
「BIO NET INITIATIVE」とは、
住まいの開発にあたって、
周辺環境との連携を図りながら
その地域の自然環境保全に貢献する
造園緑化計画。
私たちはこの取り組みを通じて
「生物多様性」の保全に貢献しています。
「ザ・パークハウス」は、マンションの造園緑化計画に
『生物多様性の保全』を取り入れます。
※概念図は、当社の生物多様性の保全への取り組みにおける考え方を示したものであり、取り組みの内容は物件により異なります。
「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」において、
敷地内や周辺への生きものの飛来状況を調査しました。
三菱地所レジデンスでは、一般社団法人いきもの共生事業推進協議会(ABINC:エイビンク)の「いきもの共生事業所®※認証(通称:ABINC認証)」を、累計25物件において取得しています。
また、そのうち「ザ・パークハウス 西新宿タワー60」、三菱地所社員用社宅「世田谷ハウス」、「ザ・パークハウス名古屋」が、特にABINCの普及啓発や生物多様性の主流化への貢献度が高い施設を表彰する「ABINC賞」を受賞しました。
「ザ・パークハウス」では、今後も生物多様性の保全と持続可能な利用のため、環境に配慮した街づくり・住まいづくりを目指していきます。
※いきもの共生事業所®はJBIBの登録商標です。
ザ・パークハウス 武蔵小杉タワーズ
ザ・パークハウス 横浜川和町テラス
ザ・パークハウス 三郷
ザ・パークハウス 等々力
ザ・パークハウス 高槻天神町
ザ・パークハウス 板橋大山大楠ノ杜
ザ・パークハウス 自由が丘ディアナガーデン
ザ・パークハウス 武蔵野境南町
ザ・ガーデンズ 大田多摩川
ザ・パークハウス 名古屋
ザ・パークハウス 和光市
ザ・パークハウス オイコス鎌倉大船
ザ・パークハウス 福岡タワーズ
ザ・パークハウス 国分寺四季の森
ザ・パークハウス あざみ野一丁目
ザ・パークハウス 津田沼前原ガーデン
ザ・パークハウス オイコス 三国ヶ丘
hitoto広島 The Tower
ザ・パークハウス 国分寺緑邸
ザ・パークハウス 東戸塚レジデンス
ザ・パークハウス 宝塚
蘆花公園 ザ・レジデンス
世田谷ハウス(三菱地所社員用社宅)
ザ・パークハウス 西新宿タワー60
ザ・パークハウス 千歳烏山グローリオ
ザ・パークハウス 桜坂サンリヤン
※掲載の完成予想CGは計画段階の図面を基に描き起こしたもので実際とは異なります。また特定の季節やご入居時の状態を想定して描かれたものではありません。雨樋、エアコン室外機、給湯器、TVアンテナ等再現されていない設備機器等がございます。
三菱地所レジデンスでは、生物多様性保全やCO2排出量削減など、脱炭素社会・持続可能社会の実現を加速させる取り組みを、分譲マンション「ザ・パークハウス」のみならず、賃貸マンション「ザ・パークハビオ」や資産形成コンパクトマンション「ザ・パークワンズ」にも広げていきます。たとえば2019年竣工の「ザ・パークハビオ 木場」は、「きわめてすぐれた“社会・環境への配慮”がなされた建物(4つ星)」としてDBJ Green Buildingの認証を取得しています。
「ネイチャー・ポジティブ」の概念が確立される前より生物多様性の先進的な取り組みとしてビオ ネット イニシアチブを導入。本取り組みは株式会社シンク・ネイチャー(所在地:琉球大学 地域創生総合研究棟305)の生物多様性ビックデータ分析、さらに住友林業緑化株式会社のサポートにより、ビオ ネット イニシアチブの生物多様性の再生効果(近隣にいなかった生き物が増える)について定量的な検証を行い、ネイチャー・ボジティブ効果が示されました。
検証したマンション建設地200件のほぼ全ての地域は生物多様性の保全優先度が高い地域に位置しており、ビオ ネット イニシアチブを行うことで高い保全効果が期待できる。
ビオ ネット イニシアチブで植栽した樹種は、外来種が少なく地域在来の主要種(都道府県在来種)が占める割合が極めて高い(50%以上)。
ビオ ネット イニシアチブの植栽により、生物種(鳥・蝶)の20%以上が棲みやすい環境となっており、生息場を多く提供していることから、エコロジカルネットワークを構成する一つの拠点となりうる。
導入物件と非導入物件の比較検証によると、導入物件は非導入物件に比べ、植栽本数が4.7倍、植栽種類が4.4倍となっており、近隣にいない生き物を再生する増加率(ネイチャー・ポジティブ効果)が2.4倍高い。
※ ビオ ネット イニシアチブ導入物件(12件)と非導入物件(6件)との比較
※1:捕捉率:生き物が安全に生きていく場所の提供度合いを示す割合
※2:再生効果:エリア周辺に生息していなかったその地域に根ざす鳥や蝶が増えた割合
琉球大学理学部教授
シンク・ネイチャー代表取締役久保田 康裕氏